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沙新を家まで送った。
私の家に来ることを勧めたが
沙新は
「戦う」
と言った。
なんと強い子なんだろう。
この子の将来を奪わなくて良かった。
そう確信した。
私は死に神としての仕事を失敗したのに
何とも言えない達成感に満たされていた。
私は神様から脳に直接話しかけられた。
《何か言い訳はあるかー…?》
神様から威圧がある。
怒っている。
当然だ。
未来を変えてしまったから。
私は目を閉じた。
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