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遥「ねぇ…
菜摘って…初恋いつ?」
私は、昼休み昨日の健との会話をふと思い出して、菜摘に聞いてみた。
菜「どしたの?突然…
そうだなぁ。
初恋っていったら幼稚園とか?
同じクラスの敦くんが好きで…あの頃は、何んでも敦くんと一緒じゃなきゃ嫌とか言って…可愛かったな。
でも本当の恋をしたのは…中学1年の時かな。
その時好きになった人が、私の人生初の彼氏になった人だから!ふふっ…」
遥「彼氏!!
菜摘…彼氏いた事あるんだ…。
そうだよね…
それが普通だよね。
菜摘可愛いし、モテるもんな。
それに比べて私は…」
菜「遥だって十分可愛いじゃん!
前から思ってたんだけどさ、遥ってあんまし自分が可愛いって自覚…ないよね…。」
遥「は?私が可愛い?
ないない。
大体、そう思われてたら今頃告られたりして、とっくに彼氏の1人や2人できてるよ。」
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