†途切れた黒い夢†

５歳の憂鬱

子猫とのテント生活
過ごしたのはたったの7日間…お金もなく食べ物もなく動物の知識のなかった僕にやせ細るアノ猫をどうすることも出来ず子猫は逝ってしまった…ひたすら泣き何も出来ない自分を責めた
でも嫌いな人間たちから離れて過ごした事は僕にはとても幸せでした。
出来る事なら二度と誰とも関わりたくなかったんだ。
幼いながらに他人との接触を拒んだ僕は自分がどんな大人になるか考えることも出来ない。