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ウルリカは暫く考えていた、私の読みたい本は3mの高さくらいにある、それをどうやってとるかない知恵絞って考えているようだった
クロエ「ね~ウルリカまだ、」
ウルリカ「ちょっと考えてるから待って」
クロエ「は~い」
どうやら真剣に考えているみたいだった、なんか少し嬉しくもあった、ウルリカは面倒くさがりで子供っぽいとこがあるけど一度した約束は守り通す私には到底無理なことをできる人だ
ウルリカ「よし、やっぱこれでいくしかないわね」
クロエ「やっと思いついたの?で、どうするの」
さてさて、ない知恵絞ってどんな方法が飛び出すやら、ふふっ
ウルリカ「名付けて肩車大作戦、どう?」
クロエ「…きっとウルリカに名前を付けられる子供は冷蔵庫2号とかそんなのになっちゃうんだろうね」
あれだけ考えてこのネーミングセンスは失望に値するものだった
ウルリカ「ならないわよ、私だって一生懸命ない知恵絞って考えたの」
クロエ「…自覚はあったんだ、よしよし」
ウルリカ「きゃっ、頭なでないでよ//」
へぇ~ウルリカって頭撫でられるのも弱いんだメモメモ
ウルリカ「とにかくこれしか思いつかなかったので、どうする?乗るの乗らないの?」
クロエ「ノロウ」
ウルリカ「えっ」
クロエ「あ、間違えた乗る」
わざと間違えたのはウルリカの反応を楽しむため…悪趣味と思ったやつ古代鮫の餌にしてやるから覚悟してね
ウルリカ「で、どっちが肩車すんの?」
クロエ「私は怪力馬鹿なウルリカの方が」
ウルリカ「誰が怪力馬鹿よ、…でもまぁ、言い出したのは私だから仕方ないわね」
ウルリカはしゃがんで、ほら早く乗りなさいと背中で言っている、それをみた私は…なんか無性にウルリカを踏みつけたいと思いあまつさえ地面に這いつくばらせようとしたく…
ウルリカ「ちょっと早く乗りなさいって」
ウルリカの機嫌の悪い声により私の悪しき妄想は途中で止まった…ありがとウルリカなんとか踏み止まることができたわこれが最初の私の始めての感情だった、恋と言うにはあまりにも泥々していて憧れと言うには…そうどっちかと言えばそれは殺意に近かった。
クロエ「途中で振り落とさないでね?」
ウルリカ「あんたじゃないんだからそんなことしないわよ後が怖いし」
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