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ウルリカが私を持ち上げる肩車なんていつのぐらいなんだろう?…いや、そもそもそんな記憶あったかな
ウルリカ「ちょっクロエまだ~」
下を見るとウルリカの足がガクガクしていた、長くはもたないわねこの子ふふっ
クロエ「もうちょっと待って」
ウルリカ「ちょっ本当早くして」
ウルリカの表情を見ると本当に辛そうだったこれ以上からかうのは危険と判断したので目的の本を手に取る
クロエ「もういいよ降ろしてくれて」
ウルリカ「はぁはぁっ疲れた~」
クロエ「…」
ウルリカ「なに?」
クロエ「…ウルリカって図書室で発情する人だったんだ」
ウルリカ「息を荒くしてるのは誰のせいよ誰の」
クロエ「冗談なのに」
ウルリカ「まったく、で、それは何の本なの?」
クロエ「聞きたい?」
ウルリカ「…いや、やっぱいい」
クロエ「そう」
ウルリカ「さて、もうここには用ないからアトリエに行きましょう」
クロエ「は~い」
私の機嫌はよかったので嫌だけどアトリエに行くことにした。
………………………。
アトリエに入ると…。
???「あ、お姉さんおはよー今日も良い天気だね~」
早速煩いのがっ
???「おはよ嬢ちゃん、今日も日柄の良い天気だね」
着ぐるみのくせに
???「うっす」
今時うっすってこれだから機会オタクは…
ウルリカ「おはようペペロンにゴトーにエナ」
ウルリカは皆に笑顔で挨拶した
ここからは何時もの日常だ、学生課で授業を受けて単位を貰う一定数値をもらっていれば後の週は休みになる。
???「では、ここの問題を…ウルリカ君に解いてもらおうかな」
ウルリカ「スゥスウスゥ」
クロエ「先生ウルリカは寝ていますので替わりに才色兼備なお嬢様が解いて下さるそうです」
ウルリカ一つ貸しだからね
???「ちょっと、なんでわたくしが田舎娘の為に」
???「まぁまぁ、お嬢様落ち着いて」
ちなみにこの二人はリリアとウィム、リリアはお嬢様でウィムはマナでありメイドの役目も果たしている、私もマナ欲しいな。
リリア「なっとく行かないですわ私が田舎娘為に一肌脱ぐ義理なんて」
このリリアとウルリカは会話の通り犬猿の仲に近い感じ私はリリアとは仲は普通くらい、ちなみにこのリリアはロゼと言う自分の従者に淡い恋心を抱いている。
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