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整形外科
~骸の場合~
六道「畜生!この右足!」
看護師「まあまあ、落ち着いて。」
医師「そんなに暴れているなら個室にするよ!!」
六道「良いですよ。個室にして下さいよ!!」
中学の部活動で足にボールが右足首に直撃!!見事に骨折!!最後の大会だったのに。
まあ、こうして僕は入院する事になったのだがこれから起きる運命など知る由も無かった。
六道「移動も、松葉杖ですか。嫌ですねえ。売店何処ですかね?今日はジャンプの発売日ですね。」
雲雀「・・・キミ、誰?見かけない顔だね。」
六道「あ、六道骸といいます。右足首が骨折しまして・・・。」
雲雀「ダッサイね。僕は雲雀恭弥。これでも女だから。15歳。」
六道「僕も、15歳です。奇遇ですね。では雲雀くん、何で入院してるんです?」
雲雀「生まれつき、心臓病でね。ドナーが現れないと助からないし、生まれてから外に出たことが無いんだよね。」
六道「・・・なるほど。売店って何処ですか?」
雲雀「僕も、シャンプー買いに行くところだから一緒に来ると良い。」
六道「あ、ありがとうございます!アナタ、女の子の割には身長高くないですか?」
雲雀「寝る子は育つだよ。」
六道「その割には胸が小さいですね~まな板みたいですよ。」
バシッ
雲雀「・・・コンプレックスなんだよ。今度、言ったら咬み殺して松葉杖無しでパシリにするからね。」
六道「す、すいませんでした。」
雲雀「ふふ、可笑しな人だね。」
六道「そうですか。」
雲雀「じゃあ、行くよ!!パイン!!」
六道「ぱ、パインって僕ですか?」
雲雀「うん、キミはパインみたいな髪型してるからパイン!!」
六道「雲雀くん、酷いです。」
雲雀「知らないね、パイン。」
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