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帰りついたジュンスに、リビングにいた三人は目を丸くしていた。
「それ、どうしたの?。」
「最近のコンビニは花も売るようになったのか?。」
「張り込んでたファンだろ?。」
口々に尋ねられるとジュンスは
「先輩にもらったんだ、すごいでしょ?。」
自慢げに花束を掲げてみせる。
「先輩?」
「まさか……」
「こないだの?……」
「そのまさかですよ。」
顔を見合わせた三人に、チャンミンが合流した。
「なんだよチャンミン。おれだけプレゼントもらったからって、拗ねるなよ。」
ジェジュンが持ってきた花瓶に薔薇を入れてリビングのテーブルにドンと置いたジュンス。
「拗ねてません。」
言い返したチャンミンだが、口調には不機嫌な感情が滲み出ていた。
「男が男に真っ赤な薔薇の花束をプレゼント………。」
「ジェジュンならともかく………。」
「ジュンスに……。」
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