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年上の三人もチャンミンと同じく不穏な空気を感じたらしい。
互いに顔を見合わせる。
「なんだよみんなしてー。おれがモテるのがそんなに悪い?。羨ましいからって妬かないでよ。」
ぷうっと膨れたジュンスはすっかり柔らかくなったアイスをやけくそ気味に口に入れ始める。
「…………妬いてませんよ、心配なだけです。」
花瓶の真っ赤な薔薇とアイスを食べるジュンスを見比べたチャンミンがぼそりと呟いたが、その声はジュンスに届くことはなかった。
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