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玄関にたどり着いたジュンスが靴に足を入れた時、
「そんな格好で出かけるんですか?。」
チャンミンが呼び止めた。
「なんで?、ダメ?。」
自分の格好を両手を広げて見下ろしたジュンスは、何が問題なのか分からないと首をかしげる。
そんな様子に眉をしかめたチャンミン。
「それ、パジャマでしょ?。」
黒いハーフパンツに真っ白なノースリーブのパーカー。
外が歩けなくはない何のへんてつもない格好だが、着ている人物を上から下まで舐めるように見つめたチャンミンは大きなため息をついた。
「足も、腕も、出過ぎです。」
「そっかぁ?」
納得いかないと言いたげに自分の姿を見下ろしたジュンスはチャンミンに視線をもどすと、
「そこのコンビニまでだから平気だよ。」
そう言い切った。
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