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無事にコンビニまでたどり着いた二人は、お目当てのアイスとビールとお菓子を買い込み、ずっしりと重たくなった袋を下げてマンションまで帰ってきた。
エントランスの明るい光に無意識に緊張していたチャンミンは小さく息をつく。
「……あ。」
しかし、ゴール直前でボールを奪われるのはよくあることで。
小さく声を上げたジュンスにチャンミンはびくりと肩を震わせた。
「先輩?!。」
パスワード式の自動ドアの前で動物園の熊みたいに行ったり来たりしている人影。
チャンミンが制止する間もなくジュンスは手を振りながら走りだしていた。
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