盲目の天使【モウモクノテンシ】

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体が軽い。 これならいけるかもしれない 初めての支援にむず痒さを覚えつつも、オークスケルトンやオークのゾンビたちによって今割れんとする聖なる壁に守られ、次々と死霊たちを土に埋めていく。残る殺気を片付けた時には、その壁は完全に消え去ってしまっていた、その代わりレベルが上がったことを祝福してくれる真っ白な光と共に純白の翼を生やした天使がアサシンを包み込み、消えた。 「はっ……はぁ…はぁ…」 大きく肩で息をする。腐った液体でべとべとする短剣を強引に振り、水滴を落とす。どっかりと腰を下ろしてもう一度大きく息を吸い込んだ。
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