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そんな私は、
佐々木結衣。高校3年生。
高校生でいれる最後の年だし、ちょっとくらい遊んだっていいよね。
って私のこの“生活”は高校入ってすぐ始まったんだけどね。
愛されるのもいいかなって
私の気持ちなんて後からついてくるもんだし。
本気で愛するよりなら、流れに任せて愛された方が楽だって気付いたし。
「結衣……」
この男が彼氏になってからまだ10分も経っていないのに、この男は私の体に触れてきた。
「やっ…ちょっと…あんっ…」
これもよくあること。
男って大体は体が目的なんだろう。
私は男のされるがままに押し倒される。
こんなのもう慣れた。
私は行為の最初から最後まで演技だけどね。
男は馬鹿だからそんなの気付かない。
自分の欲求のためだけにするんだから。
もちろん、最初拒否したのも演技。
その方がおもしろいしね。
男も燃えると思う。
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