悪夢のはじまり

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のび「殺せったって……」 一方のび太はママを殺すのを ためらってしまっていた。 襲っては来ても大切な母親だ。 ママ「あ゛ぁぁぁ!!」 しかし、ママの方はお構いなしに のび太を喰らおうとしてくる。 のび「おふくろ…ごめんな!!」 決心したようにまな板の包丁を 持つとママの胸に突き立てる。 嫌な音を立てながら奥へ奥へと 包丁は突き刺さっていった。 しかし、ママは全く堪えてない。 ママ「あ゛ぁぁぁ!!」 のび太はママを突き飛ばす。 のび「くそ!!どうしたら…」 のび太はママの頭を見て 何かに気が付いたようだった。 のび「死なないなら… 動きを止める!!」 ママ「あ゛ぁぁぁ…」 ママがヨロヨロと立ち上がる。 その瞬間今度は水面蹴りをして ママを転ばせて、近くにあった 家庭用の消化器を振りかざし 渾身の力で額目掛けて 何度も打ち下ろしていった。 それに伴い額は陥没していき 最後にはポッカリと穴があく。 打ち下ろす手を止めると、 力無くママの顔は横に向き 額からはだらし無く少量の 脳みそと砕けた骨が流れ出て ママはもう動くことはなかった。
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