道程

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それから五百の年が流れ 霊峰に降り立つ行者の姿 その手に在るのは かつて大邪の額に輝いていた ――邪眼 高き所で清められ 今や霊玉の輝きを放つソレを 行者は人の胎に託した 勢いを増し始めた邪を危惧し 唯一の対抗手段としての 力を具現化させる為に
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