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入学してからアイツ(雅雪)とは色々な事をした…喧嘩で競い合ったり、勉強で競い合ったり…はたまた、仲良く遊んだりと…
そして、知らない間に恋仲にまでなっていたーーそんなある日…
「おい、世宮はいるか?」
「あ!天城君。世宮君ならさっきの時間から見てないよ」
「…そうか、ありがとう(またどこかでサボってるのか…?)」
それから雅雪を探して体育館裏に行った俺は目的の人物を見つけた……だが
「雅雪、探したぞ…………誰にヤられた…」
雅雪の姿を見た俺は言いようのない気分になった
「何でもない……瑚宵が気にする事では…ないよ…」
「気にする…」
「瑚宵…?!!!」
気付いたら、雅雪に口付けていた
「んっ…ふぁ……瑚…よみ?」
「雅雪。俺は…そんなに頼りないか?」
「こよみ…そんな事は…「じゃあ、なんで言ってくれない!!」……」
「…雅雪は何時もそうだな」
それだけ言うと俺はその場を離れた。後ろで雅雪が何か言っていたが全て無視した…
裏切られた気分だ…
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