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フェイトの突然の言葉にその場にいた全員がフェイトの方を見て動きを止めた…時間が止まったように…
「ち…違うよ⁉あのねフェイトちゃん バレンタインには[義理]って物があって日頃お世話になってる人にもチョコをあげるの💦だから好きとかじゃ無いんだよ⁉」
なのはが赤面しながらフェイトに説明した…
「そ…そうなんだ💦ははは…早とちりしちゃったね💦」
フェイトが同じく赤面しながら笑った…しかし内心では(なのはがまだ誰も好きじゃなくて良かった~🎵)などと考えていた…フェイトは重度のレズっ娘である…
「まったくフェイトったら~いくらカッコイいお兄さんが取られたく無いからって慌てすぎよ~(笑)」
アリサはフェイトの行動を兄であるクロノを好きだからなのはに取られると思って慌てていると勘違いしたようだ…しかしフェイト自身はクロノなどまったく眼中に無くいつでもなのはloveである。
「アリサなにを言ってるの…私はクロノの事はなんとも思って無いよ?」
「ふふふ🎵照れるな照れるな~‼わかってるから~🎶」
そういってアリサはフェイトの背中をバンバン叩いた…かなりの威力だ…フェイトは本心で言ったのだがアリサには照れ隠しに見えたようだ…
アリサとすずかはその後暫くして来た自家用車に乗って家路についた…残ったなのはとフェイトは2人で徒歩で家路につく…
「ねぇフェイトちゃん💓やっぱりフェイトちゃんはクロノ君の事が好きなんじゃ無いの🎶」
なのはの爆弾発言にフェイトは顔を真っ赤にしながらなのはの方を向いた…
「な…なのはまで何言ってるの⁉わ…私にはちゃんと好きな人がいるんだよ💦」
フェイトは最愛の存在であるなのはにまでそんな事を言われてかなり慌てていた…故に自分でなにを口走ったか分かってなかったが…なのはの方は聞き逃さなかった…
「えぇぇ❤フェイトちゃん好きな人がいるの⁉誰々⁉教えてよ~🎶」
9歳とは言え女の子だ…色恋話が大好きではある…しかしまさか「私はなのはが好き‼」なんて事を言えないフェイトは困りはてた…
「え…えっと💦…そうだ‼なのはの好きな人を教えてくれたら私も教えるよ‼なのはには好きな人いないの⁉」
苦し紛れに話を変えてみる事を心みたが…フェイトは本気でなのはの好きな人が知りたかった…相手によっては今後の対策を考える必要があるからだ…フェイトはなのはの為なら鬼にすらなる…
「わ…私の好きな人⁉…え…え~とね~…お…お父さんとかじゃ駄目かな💦」
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