Chapter2

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秋の終り頃。 雪がちらつく季節。 君が傍にいることが当然で、 俺達に終りなんてないんだって信じきっていた。   あの時の君のことばは俺には到底信じられなかった。 君が病気になったって──。   入院を余儀なくされた君。 俺は毎日病院に通ったよね。 君を失いたくなくて。 もっと君が見たかったから。 君の病気が治るのを信じてた。
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