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俺は後でどうやってウメジをいじってやろうかと考えながらも、自然と視線はさっきの少女に流れた。
……!?
え……目があった!?
少女は、俺を見て少しだけ目を見開いたかと思うと、口角を少し上げニヤリと微笑んだ。
そして、踵を返し歩き始めた。
……え?
「……なぁ架。今あの子、俺の事見てニコッてしたぜ」
「……そうか?」
いや、あれは。
「そうだよ!!フラグ立っちゃった!?ヒャッホゥゥゥ!!キタコレ!!」
あの表情は、何かに気付き、そして何か企んでいる。
そんな表情だ。
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