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あたしは思い切って花織に話した。
『ん~…
そかそか。
つまんない、ねえ。。』
「まあ、人生そう上手くはいかないっすよね~」
そうつぶやいて、
あたしは苺ミルクのパッケージに書かれた、まつ毛の異様に長い牛を見つめた。
『…ウワサなんだけどね?
トキメキ堂っていう通販サイトがあるのね。』
「え~?
何それ??
あっやしーい!!」
ふと、花織の顔が真面目になる。
『…普通のね、通販サイトじゃないらしいんだ。
なんでも、アクセスした人みんな満足出来るっていう話』
「花織…大丈夫?
それって都市伝説の読みすぎじゃないの??」
『ちっがーーう!!!
もおっ!
芳乃の携帯貸してよっ』
「えっ、ちょっ…!
花織!?」
カチカチ
『…ホラ。』
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