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あれから1週間。
雪は電話に出ない。
メールもシカト。
ホントに雪が手紙を置いていったのか、それすら分からないまま1ヶ月がたった。
忘れた頃に雪はやってくる。
また手紙が入っていた。
『あなたを遠くから見る日が続いています。
あなたはいつになったら私に気づいてくれるの?
昨日はすごく酔っぱらってフラフラだったね。笑
看病してあげようか?
体に気をつけてね。
雪』
おいおい↓
遠くから見てるって↓ますますストーカーだよ。
電話にも出ないし、メールもシカトしてるクセに気づいてなんて。
俺の頭の中で何かがキレた。
オレは雪を見つける事にした。
ホストの仲間に雪の写真を見せ、見つけたら知らせてくれるように手配した。
カズヤを中心に20人位が協力してくれた。
雪はアッサリ見つかった。
早上がりした後輩がみせの前にいる雪を見つけ教えてくれた。
オレは指名の客に話しスグに店を出た。
オーナーと内勤に詳しい話しをしていたのでスグ早上がりをさせてくれた。
オレは下で待っている後輩の『レン』と雪を捕獲した。
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