ストーカーについて

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雪はすぐに会うと言ってきた。 仕事が終わり雪が来るまで時間があるのでオーナーと飯を食べに行った。 なぜかカズヤもついてきた。 面白そうだからという理由で。 (カズヤ、緊張感のないお前が大好きだよ。頼むから死んでくれ、笑) オーナーの『うみ(仮名)さん』はオレら二人をスゲー可愛がってくれている。 紹介というのもあるけど。 オレとカズヤはいやいや始めたけどこの人の人柄が好きで頑張ろうと思った。 感謝でいっぱいだよ。 それと、スペシャルゲストが来た。 街を歩いていると後ろから声をかけられた。 『おい!オマエら!』 うわ、酔っぱらいか!? 面倒くせーと思いながら後ろをみると、オレらをこの世界に引きずり込んだキャバオーナー『前田(仮名)さん』が立っていた。 前田さん『オメーら最近遊びに来ねーじゃねぇか、たまには金使いに来いよ。笑』 オレら『お久しぶりっす』 前田さん『今から何すんの?飲み行くぞ!』 オレ『これからちょっとあるんで、すいません』 前田さん『どうした?深刻そうな顔して。笑』 オレは今から雪に会うことを説明した。 前田さん『オッケー、オレもいくわ!』 オレ『いやいや、いーっすよ』 前田さん『何いってんだよ。オマエの問題はな、オレの問題なんだよ。いーから行くぞ!』 前田さんの後ろ姿が神様に見えた。笑
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