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「う~ん…」
AM7:00起床。
ベッドから体を起こして、背伸びを一回。
「はぁ~…。今日も一日が始まるなぁ。」
いつもと変わらず、朝食を済ませたあと、歯を磨いて、顔を洗い、着替える。
30分後、家を出る。
「行ってきます。」
「行ってらっしゃい。」
妻の声だ。
結婚6年目。子供は6才の娘と4才の娘がいる。
いわゆる、デキちゃった婚で21才の時に結婚した。
付き合ってた時は約1年くらいで、実際結婚してから分かったことの方が多い。まぁ、結婚を急いで、結婚に至るまでのプロセスを通さなかったのだから、無理もないことだ。
「結婚したかったのか?」と、ふと問い掛けると、そうでもなかった自分が居たような気がする…。
だが、今は現実を見なければならない状況にあるわけだから、過去にそう思おうが、思わまいが、あまり感傷的にはならないのは事実だ。
通勤は車だ。田舎では(海の仕事が盛んな海岸添いの町に住んでいる)、車がなければ、とにかくひどい。バスも数十分待ち、汽車も数十分待ち。特に買い物をするのに、車を使わなければ、荷物運びが大変だ。
今、世界経済がどん底の状況にあり、田舎もその余波が、津波となっておしよせている。
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