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「えっ!?奈美!知り合いなの?」
「うん…昔ね…」
「ならいいじゃん♪いいですよ♪」
「うそっ♪やった~!和馬ほら!行くぞ♪」
健司は、メロンソーダと俺のアイスコーヒーを握りしめ、いち早く隣に移動した
「健司ちょっ!…」
"ゴン"
「痛っ!!」
後ろからゲンコされた…
「早く立ちなよ!」
俺は渋々席を立って、必然的に隣に座った
ーったく健司のヤロ~!
「イャ~♪今日はツイテルよ♪」
「えっ!?…どうして?」
「えっ!?だってさぁ~まさか、こんなカワイっ二人と出会えたんだから♪なぁ~和馬♪」
「……あ…あぁ…」
ーったく人の気も知らないで…
「俺ら東宝高校(仮名)に通う、俺が"内藤健司"コイツが"小林和馬"って言うんだ!よろぴく♪」
ー…何が"よろぴく"だよ…
「キミ達は…その制服はもしかしたら…あの"美女学校"の愛羽女子高(仮名)の生徒ちゃんじゃないの~♪」
「はははっー…超~面白いね♪健司くんだっけ?はははっー…」
二人だけが盛り上がっていた…
「そうだよ♪でも、美女学校かはわかんないけどね♪はははっー…」
「キミ達は名前は?」
「えっ?あぁ~♪私は"西岡直子"そして、こっちが"吉永奈美"だよ」
「ちょっ!ちょっと~!直子!勝手に自己紹介しないでよ!」
「いいじゃない!二人とも意外にイケメンだし♪」
「もぉ~!直子はいつもそんなんじゃん!」
「まぁまぁ二人とも!落ち着いて!なぁ~和馬!」
三人を後目に俺は静かにアイスコーヒーを飲んでいた…
"ゴンっ"
「痛っ!お前!鼻にストローが!」
「あんた!輪にはいんなさいよ!」
また、殴られた…
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