3人が本棚に入れています
本棚に追加
「ところで、さっきは何の事でそんなに盛り上がってたの」
「えっ?…あぁ~♪さっきの♪」
俺も耳を傾けた
「健司くんだっけ…実はね、今、超~話題になってる"ピエロ"ってあんのー」
「ピエロ?…何それ?どこかの大道芸人かなんかの?」
「はははっー…ヤッパ面白いね♪冗談でしょう?はははっ…」
「…ホント知らん…」
「あれ!?和馬は知ってんでしょ?」
「えっ!?…知らん…」
「ハァ~!?マジなの?」
ーマジだょ!…でも、どっかで聞いたような…
「ウケる♪…知らないんだ♪なら、教えてあげるね♪」
ーそして、直美は"ピエロ"について話し始めた…
話しの内容はこうだ…
ー"あなたの願い 1つだけ叶えましょう"を歌い文句にした"有限会社ピエロ"という夢のような会社があるらしい…
そして、そのピエロが不定期に行うイベントに参加し、参加者で競技して、最終的に勝ち残れば、優勝賞与として、会社側からの報酬(願望1つ)が与えられるそうだ!
参加条件は未成年じゃなければ誰でもいいらしく、参加費はタダらしい…
「うそ!!そんな話しあんの?」
「ホントだよ!聞いた話しなんだけど、先輩の友達が、前のイベントに行ったらしいんだけど、そん時の優勝者は"お金百億円"っていったら、次の日、銀行に振り込んであったんだって♪」
「マ!…マジかよ…」
「中には総理大臣になった人もいるらしいよ!」
「やべー!…マジかよ!すげぇな!なぁ~和馬!」
「えっ!?…あぁ~…」
ーとても胡散臭い話しだ…
最初のコメントを投稿しよう!