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「えっ!…うん!…もうすぐ門限だから、早く帰ってきなさいだって!」
「も!門限!?俺達はそんな事言われた事ね~よ!なぁ!和馬!」
「あっ…あぁ!そんなもんなんじゃね~の!女の子なんだし!」
「えっ!直美ちゃんってお嬢様なの?」
「ち!違うよ!…」
少し、戸惑っていた…
「健司くん!直美のウチは厳しいんだよ!1人娘だしね!」
そういえば、外も夕暮れ時になっていた
「じゃあ~私達、そろそろ帰るね!」
「そっか!…じゃぁ俺達も帰るか…和馬!?」
「えっ…そうだな!何か今日は色々疲れたし…」
そして、俺達は席を立ち、精算を済ませて、店の外に出た…
「直美ちゃんの家って西麻布の方だって言ってたね!途中まで送るよ!」
「えっ?…でも…悪いよ…」
直美は少しばかり戸惑っていた…
「直美!甘えちゃいなよ!健司くんなら頼もしいボディーガードにもなるし!」
「そうそう!俺、強いから!」
「ふふっ…ならお願いしようかな?…」
「そうよ!どうせ私と、帰る方向が逆なんだし!健司くん!直美をお願いします!」
「オゥ!当たり前でぃ!そっちは和馬をよろしくね♪奈美ちゃんがボディーガードしてあげなよ!」
「うん!任せて!」
「何が任せてだ!てめぇ!健司!!」
「はははっ~冗談だよ和馬!はははっ…」
そして、俺達は別々の方向に別れた…
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