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そこには、公園の片隅でホームレスの男性ひとりと、何やら腕にワッペンをはめた男性二人が言い争っていた…まぁ~どっちかと言うと、ホームレスの男性の方が一方的に言われてる感じがした…
「……あ~ダメだ!我慢できねー!!和馬!ちょっと行って来る!!」
「ハァ!!?何言ってンダョ!?関係ねぇ~し!それに…って、おい!!!」
健司は俺に見向きもせず、3人のところへ歩み寄って行った
「おい!健司!?待てって!!」
ーったくまた、正義感に火がついたんだろ~…世話がやけるョ…
「ーだから三浦さん!黙ってないでー…」
「ちょっとオッサン達!!」
「ー…えっ!?」
案の定、声をかけた健司。二人の男性は不思議そうな顔で健司の方を振り返った
「…ん?」
「オッサン達は何やってんダ?」
「…ん?何かな?キミは?」
「何かなって…一般人だょ!!」
俺も後から健司に付き添った…
「オィ!健司…ヤメとけって!!」
「ん?君達は学生だろ!?…君達には関係のない話だから向こうに行きなさい!」
「あっ!!?てめ~今…ー」
「オィ!健司!?」
案の定、喧嘩っ早い健司が想像どうりにキレた!
「てっ!…てめ~!!」
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