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「…あの三浦さん!」
三浦は静かに和馬の方を見上げた…
「!!?…あの…その…とにかく大人なんだから、今後は考えて行動しなよ!」
「!!?和馬なんだよそれ?」
「も‥もういいじゃねぇ~か!ほら行くぞ!」
「な!なんだよ…」
俺は強引に健司の腕を引っ張ってその場を後にした…
「ーったく和馬!!なんなんだよ!…」
「……」
「オィ!!?」
「…とりあえず…ファミレスに行こー…」
「えっ…あ…あぁ~…」
ー不思議な顔をして俺を見ている健司を後目に俺はファミレスに足早に向かった…
ーファミレスにて…
「いらっしゃいませ~…空いてる席へどうぞ~」
ー俺達はいつも座る窓際の角の席に向かった…
「……ん?」
ーいつも俺達が座る席には"女子高生"が二人座っていた
「!!?…なんだよ…和馬!隣の席でも座るか?」
「あ…あぁ~…」
そして、俺達が席に着くと、早速健司が切り出した…
「なぁ~…早速は血相変えて、いきなりどうしたんだよ?」
「……」
「和馬?…いつでも冷静なお前があんな風になるのは見たことねぇ~し…」
空気を読んだのか…健司は心配そうに俺の顔を見ていた…
ーすると、店員がやって来た…
「いらっしゃいませ!ご注文は?」
「あっ!!俺はメロンソーダ…和馬は…」
「……アイスコーヒー」
「メロンソーダとアイスコーヒーですね~」
ー注文を聞くと、店員は去っていった…
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