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魔鉱石を自分のと取り替えたアルが戻り錬成が始まった。
「じゃあまず、私がやります」
ユニは近くの魔法陣に魔鉱石を置き、陣に魔力を込める。
すると、陣全体が青く光り、光が収まると陣の上には二丁の群青色の銃があった。
「これが私の武器……」
「双銃か…ユニ、ちょっと魔力込めて撃ってみて」
「分かりました」
ユニは銃を拾い、銃のグリップに魔力を込め片方を撃つ。
撃ち出された弾は様々な色に輝きながら飛んでいった。
「これは……、どうなっているんでしょうか?」
アルは自分の考えを言った。
「多分その武器の能力で、空気中の魔力を自分の力にしているんだと思う」
銃の能力は以外にもある、例えばユニの属性である水に関係したの能力がある、そうアルは思ったが、それは黙っていた。
ユニは魔法陣からアル達の方に戻ってきた。
「じゃあ次は私が錬成するね♪」
そしてユニと同じように陣の上に魔鉱石を置き、魔力を込めると陣が白く光り、陣の上には白い三又で細身の槍があった。
しかし槍と言うには少々奇妙な物だったが。
「これは……槍かな?」
レベッカの疑問にエドガーが答えた。
「トライデントだ」
元々は、銛から派生した武器であまり有名と言えないトライデントを知っているエドガーは博識であると言えるだろう。
「へ~~、トライデントか~、どんな能力が有るんだろ♪」
レベッカが戻ってきた。次はエドガーが行くようだ。
「次は俺がやらせてもらう」
そして陣が光り、よく死神がと共に描かれるような大鎌があった。
「大鎌か、扱いずらいが慣れれば便利だな」
その後、ダルクが両剣を錬成し残るはアルだけとなった。
「俺の扱い酷くない?」
「さて、俺も錬成するかな」
「無視???」
そしてアルは陣に入った。
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