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「光秀殿は本能寺に火を放ってくれ。 我らが後詰めしよう」 「火計か…良いのう。 信長を倒した暁には秀吉殿が西、余が東を治めるということをお忘れなく。」 「なぁに、分かっておるよ光秀殿」 羽柴秀吉はニッと笑った。本来はこのような男と手は組みたくないのだが 信長を倒すという目的で手を組んだ。 「では、3日後手筈通りに」 秀吉の本隊は毛利を討ちに行ったが影武者を置き石田などの精鋭とこちらまで来ていた。 秀吉の部下が信長の部下に扮し本能寺におびき寄せ 我が軍が本能寺を襲撃する。 秀吉軍は前日に全軍を引き協力するという作戦だ。
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