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君に会えなくなって、どれぐらいの時が、たっただろう。君の笑顔に触れたいのに、近付く事さえ許されない ならば、いっそ心を殺してしまおう。こんなにも情けない自身に耐えられないから。一度閉ざした心を開いて又閉じるなら、二度と開く事は、ないだろう。うわべだけの、恋愛ごっこをして 淋しさを紛らわしただ生きてゆく。笑いたければ、笑えばいい。同情されるより気持ちが、楽だから。それも一つの道なのだから。
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