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コンビニから出ようと出入口の扉に手を掛けた瞬間、反対側からも同時に、扉に手が掛けられた。
俺が咄嗟に前を見ると、反対側から扉に手を掛けている相手もまた、顔を上げた。
そして、ばっちりと目が合った。
見間違うはずが無い。
俺と目が合ったそいつは、「超」の付く美少女。そして、金髪碧眼と女の子らしくないスレンダーな体。
そう、見間違うはずもなく、先日公園で出会った彼女だ。
同じように、彼女は一気に赤面した後、走り去ろうとした。
でも、今度は届いた。
腕が。そして、声が。
「あ、あのっ!」
「は、はい……?」
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