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「私もとても楽しかったです。
───…でも、何か重要な事を忘れてしまっている気がするのですが私の気のせいでしょうか？」
「そぉー？
俺は特に今日はもう巡察とかないけど総司はなんか心当たりある？」
「うーん……
───…あﾞっ！」
藤堂の問い掛けで何かを思い出したのか、沖田はピシッと固まった。
「えっ？何！？
総司が固まるくらいヤバい事？」
「平助ェー…
先程話したじゃないですか、
土方さんの話し。
もうすっかり忘れてましたっ！」
「「・・・・」」
語尾にハートマークが付きそうなくらいな勢いに藤堂と凜はピシリと表情を固めた。
「───…って、
物凄く大事な事じゃないか！
何で忘れたりなんかしたんだよ！」
「そうですよ！
人様との約束ごとはしっかりと守らなくくちゃ……」
「二人にも話したじゃないですか。
何でもっと早くに言わないんですか。
もぉー……しっかりして下さいよぉ」
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