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ある日、私にとって最高潮に辛い事が起きるとは自分自身思ってもいなかった。
ある晩、眠っていた私の夢の中に忘れつつあった④クンの姿があったのだ。
その夢は、私と④クンが前みたいに仲良く話している風景だった。
一緒に遊んだり、飲み会したり、お互いが最高な笑みで顔を合わせる…そんな内容だった。
『夢であってほしくない。』
突然、私は目を開けてしまった。
現実は、真っ暗な自分の夢だった。
その途端、私の目から涙が流れた…
孤独になっていた私が、誰かに頼りたいと思った。
その時、夜中だと分かっていたけど友達に電話をした。
たまたま彼氏の家に泊まりに行っていた友達は起きていた。
涙が止まらず、泣きならがら夢での事を話した。
友達は黙ったまま、私の話を何時間も聞いてくれた。
そして、その子の彼氏は④クンと同じ部活に入っていて、④クンの友達でもあった。
その彼氏も私の話を黙って聞いてくれた。
二人が言った言葉は同じだった。
『…本当に忘れきれると?無理して忘れる必要ないやん、まだ未練残っとるならずっと諦めずに思い続ければいいやん。無理して忘れると自分が辛くなるだけて思う。』
二人には、今でも感謝している。
二人がいなかったら今の私はどうなっていたか…
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