第1話

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~事件発覚の約2時間30分前(朝6:30前後) 「お疲れ様です。」 とこの店の従業員の景士がやってくると、その男性の後ろから、 「お。  今日は朝だったか。」 と別の男性従業員である瑛司が後ろに立っていたので、景士が 「谷原さんもお疲れ様です。」 と言うと、瑛司は 「鵜野は、今日は昼までだったな。  今日は、これから学校か?」 と言うと、景士は 「はい。  今日は昼から学校ですよ。」 と言うと、いつの間にか着替え終わっていた瑛司の後ろのドアが開き、 「わ、すみません。  あ、谷原さん、そこの棚の箱、取って貰えませんか?」 と言うと、衛司が 「ああ、これか?」 と言って、衛司の目の前にある棚の少し高い場所にあるサンドイッチのケ-スの入った箱を取って渡すと、 「ありがとうございます。」 と言って、その箱を受け取って店に戻って言ったので、瑛司は、 「俺らも行くか。」 と言って、2人が店に行くと、すでに社員の1人が成型をし始めていたので、2人揃って 「お疲れ様です。」 と言って、製造室内に入ると、すでに幾つかは焼きあがり、別のパンの成型をしていた悠樹が声のした方に顔を向け、 「あ、お疲れ様です。」 と言うと、瑛司が 「浪乃は、いつ入ってたんだ?」 と言うと、悠樹は 「谷原さん達が来る丁度30分前ですかね?」 と成型しながら言うと、ガチャっと店のドアが開いたので3人がその音がした方を向くと、販売員の女の子が立っていたので 「土原?  お前、今日は朝だったか?」 と景士が言うと、 「代わったんですよ。  一昨日、知ちゃんから代わってもらえるかって電話来て、予定もなかったんで入れ替わったんです。」 と言って、パタパタと事務所があるホ-ム内へ行ってしまいました。
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