黒い子猫がかぜひきました。

『なんでオレの部屋にかってに入ってかってにポーカーしてんだよ！！』
神田、激怒です。

『また僕の勝ちですね。』
『くやしいさー！』
『アレン君、もう４連勝ね』
あらあら、神田はムシされてしまいました。

神田はもう怒る気力がありません。

アレンがトランプを切りながら言いました。
『だって仕方ないじゃないですか。コムイさんが看病してあげなさいって言ったんだから…』

『べつに看病なんていらん！寝ればなおるだろ』

『僕だって嫌だって言いましたよ。でも、任務って言われちゃったんです！』
アレンはめんどくさそうにしゃべりました。

『それは知っているが、リナリーは言われてないだろ！ここにいる意味はないハズだ！』
神田は静かにリナリーを睨みました。