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「早く帰ってきてよ…」
何度目かも分からない台詞を口にしたとき玄関のドアが開いた。
(帰ってきた!)
やっと帰ってきてくれた喜びに、急いでベッドから出る##NAME1##。
「侑士っ!」
「おっと…。なんや、まだ起きとったんかい」
優しく微笑み、##NAME1##の頭に手を載せる。
「寝れないの」
「なんでや?」
「抱き枕…忘れたから」
侑士の胸に顔を押し付けながら小さく呟く。
「抱き枕かぁ…」
「ね、一緒に寝よ?」
「なんや、誘うてんの?」
ニヤッとした笑みで##NAME1##に問いかける侑士。
「ばっ///そんなんじゃなくて!///」
「分かっとるよ。##NAME1##はかわええなぁ」
「いいからさっさと寝るの!」
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