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『~好き?』
本当は ~は嫌い...
だけど
好きではなくても 好きと言い
興味がなくても あると言う
他人との関係を決める
数ある 選択肢の中
〃常に相手に合わせる〃
私は それを選んだ
少しの我慢
それで 大抵のことは うまくいく
ただ たまに ふと思う
違う選択肢を
選んでいたら
私の今は
どんな世界だったんだろう---と…
「それ 笑ってんの?」
気付いてる?
心が ざわつく
----あぁ 駄目だ
落ち着かない
みんなと
違うことをすれば
あの中に
居辛くなるのは 分かっているのに
ざわざわと
ずっと 心の中が うるさくて---
あの男のせいだ
彼が私の心を抉ってる
あ.....な.....んで....?
傍に 一緒に
もっと 居たいなんて----
体だけ 近付いて
心は どこまでなの?
どこまで 近付いていいの?
分からない
不安で 怖い
こんな気持ちに
なりたかったわけじゃ----
----あぁ そぅなんだ
選択肢なんて
初めからなかった
他人に自分を
さらけ出すのも
他人の本心を
知るのも
いつだって
怖かった
怖かったんだから------
---簡単に入れて
簡単に抜けられる
そんな世界でしか
弱い私は 生きられない....
〃あの人 きっと人として
大切なものが 欠落してるんだょ〃
欠落しているのは 私だ...
彼だけが
欠けた 私の心を 埋めてくれる
もぅ 逃げない
自分をさらけ出すのが怖くて
逃げようとした
だけど...
やっぱり...
彼には 私を知ってほしくて
もっと 彼を知りたいの
彼と もっと深く繋がりたい
-------早く 世界を繋いで
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