103人が本棚に入れています
本棚に追加
数時間後………
眠りすぎたか?
気が付くと既に放課後となっており、教室には俺しか残っていなかった。
てゆーか、学校に俺しかいないんじゃないか?と思うぐらいに校舎は静まり返っている。
「小便して帰るか」
取り敢えず俺は立ち上がると、トイレに向かって歩を進めた。
トイレにつくと、早速用をたす為に、俺は小便機の前に身体を置く。
さぁ、ここからが問題だ。
俺は慎重にナニを取り出して用をたさなければならない………
失敗すれば最後、辺りに飛び散ったり、最悪しまう時にチャックでナニを挟む事になる。
男なら誰でも経験したことがあるだろうが、チャックでナニを挟むと限りなく痛いのだ。
どれくらい痛いかって言うとね…泣いちゃうくらい痛いんだよ!!!
と、冗談はこれくらいにして、さっさと済ませて帰るか。
俺は用をたすためにズボンに手をかけたまさにその時である。
『開かないよぉ……』
「っ!!?」
突然、後ろの扉が閉まった大便器の方から、そんな女の子の声が聞こえてきたのだ。
俺は用をたすことも忘れ、ゆっくりと扉に近付いていく。
最初のコメントを投稿しよう!