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「取り敢えず、ダイナやクラッコなどという大型の者に掛け合ってみるか。」
「そうだよね。それがいい。」
メタナイトが纏めた結論にカービィも頷く。
「…で、俺達はどうするよ。」
ダークメタナイトが言う。
「僕らはハルバードに乗っちゃえば良いんじゃないかな。だって一人一人じゃ勝ち目なんて無いんだから…。」
「シャドーさんの言う通りですね。そのほうがいいです。」
「でも…」
「何?カービィ。」
カービィが怖ず怖ず手を挙げた。
「それじゃあ、相手と戦うことになっちゃうんじゃない?僕は…出来る限り戦闘は避けたいんだけど…」
「それもそうだけど…」
カービィの意見にシャドーカービィも固まる。
「取り敢えず各自で考えてくれ。明日また会議をおこなうから、それまでに最低一つは自分の案を持ってくるように。」
「うーん…このまま座ってても進まないしね。じゃあそういうことで、解散!!」
結局大きな解決策を見出だすことなく会議は終わった。
その夜。
「カービィ。」
「シャドー…どうしたの?」
シャドーカービィがカービィの元を訪ねた。
「あのさ…さっきカービィは戦闘は避けたいって言ってたじゃん。」
「うん、言ったよ。それがどうしたの?」
「もしかしてと思うんだけど…まさかあの襲撃ってさ…
ドロシアやマルクが言ってた"宇宙戦争"の前兆…なんじゃないかな…?」
「…え…?」
その場の空気が固まった。
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