第一章 来襲

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さて、場所は変わり鏡の国のディメンジョンミラー内部。 一人の黒い騎士が何かを探してうろついていた。 「シャドー!!何処だ!!こんな非常事態に居ないなんて何事だ!!」 「なーに?呼んだ?ダーク…」 ダークと呼ばれた黒い騎士は灰色の球――シャドーカービィ――を見るなり言った。 「のんびりしている暇なんて無い!!プププランドに敵襲が来てんぞ!!」 「えっ!?嘘!!マジで!?」 「恐らく、鏡の国のバランスが少し崩れかかっているのはそのせいだ。早く行くぞ!!カービィ達もやられてるかもしんねーしな。」 「…うん!!」 ダークメタナイトとシャドーカービィは、鏡の国を出てプププランドに向かった。 一方、メタナイトもカービィ達を探し飛び回っていた。 「カービィ!!シャドー!!ダーク!!居るなら返事してくれ!!頼む!!」 しかし、返事は無い。 あるのは爆撃の跡と音だけだ。 「…っくそ、何処に居るんだ!!」 メタナイトは再び名を呼びながら探しはじめる。 相手側がメタナイトを見つけたのか、爆撃が集中しはじめる。 「うわっ!!」 弾丸がメタナイトの翼を掠る。 (このままでは私も負傷しかねない。早く見つけてハルバード基地に連れていかなくては…) いっそう翼を大きく羽ばたかせ、メタナイトは弾丸の雨をうまく避けながら再び名を呼んだ。 しかし、返事はやはり無かった。 (まさか、もう敵に捕まった…とかか?いや、そんなことは無いはずだ!!) 「おーい!!メタナイト!!」 ふと、後ろから声がした。
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