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その頃、例の船の中では母艦との通信が行われていた。
「…アルファ様、逃げられました。」
『ええい、何をしているのだ!!時間が無いんだぞ!!』
「も、申し訳ありません。今から再び追い…」
『いや、いい。今は此処に近づいているヴィータ軍を足止めすることが先だ。引くぞ。』
「了解しました。」
数々の船と母艦はプププランドを去って行った。
場所は変わり、ハルバード基地。
運よく敵に見つかることなく来れたカービィとメタナイトは、対策会議を開いていた。
「見た感じだと、敵は帰って行ったようだが、またいつ来るかわからない。そのためにも先ずはハルバードだな。」
メタナイトが静かに言う。
「そうだね。僕たちじゃ勝てそうにないし。」
「でもそれだけで太刀打ち出来るのかぞい?」
デデデが疑問の声をあげる。
「それもそうだな。だとしたらどうするよ。メタナイト。」
ダークメタナイトも頷く。
「…だったら、あと頼りに出来そうなのは…ダイナとかかなぁ。」
「あとはクラッコとか。」
「ハルバードぐらいの強さを持つ程の兵器が他にもあったら良いんですが…。」
パラソルワドルディが呟く。
「それが出来たら苦労しないぞい。」
「ですよね…。ああ…どうすれば良いんでしょうか。」
暫く沈黙が続く。
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