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目が覚めると私はベッドの上に居た。しかも何故か頭が痛いし服を着ていない。
…もしかして、魔理沙さんに無理矢理あんなことやこんなことを………。
「それは悪くないかも…」
じゃなくて!
いや、魔理沙さんとするのが嫌いとかじゃなくて、むしろ好き…って違う!
とにかく服を…
「文月ー、そろそろ朝食にするぜー」
扉を開けて魔理沙さんが入ってきた。
「ひゃぁぁぁぁぁ!」
ベッドから降りようとした所を慌てて布団に飛び込む。
「まっ、ままままままま、まり、魔理沙さん!?」
「あー、取りあえず落ち着け。着ていた服は洗濯しておいたからとりあえず私の昔の服を使って…」
「ごめんなさい!」
私は頭を下げて誤った。
っとと、隠している部分が見えてしまう所だった。と言っても下着な訳だが…。
「私、魔理沙さんにいろいろしちゃったみたいで…その、昨日の事は覚えていないんですが…ごめんなさい」
「…?……あぁ、あの事か!はぁ、まったく初めてだったのに覚えていないなんて酷いぜ」
「あぅ…」
どうしよう…魔理沙さん怒ってる。何か考えようにも頭が痛くて上手く考えられない。
「冗談だ冗談。お前、私を押し倒して寝ちゃったんだぜ?あぁ、それと入っていたの媚薬じゃなくて酒な。でもあんまり強い酒じゃなかったんだけどな…」
つまり、私は媚薬じゃなくて酒、しかも少量で酔って魔理沙さんを押し倒した。という事になるのか…。
「じゃあ魔理沙さんの初体験はまだなんですか?」
「それは秘密だぜ。朝食、食べに来いよ」
そう言うと魔理沙さんは着替えを置いて出ていった。
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