仕事

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私は紫の服に着替えて下へ下りていった。なんだかここでうふふと言わないといけない気がする。 「言ったら可能な限りマスパ撃つぜ」 …何故か心を読まれてしまった。 「あ!魔理沙さん、私の服に手紙って入ってませんでしたか?」 もし手紙が洗われてしまっていたら私はクビ…かもしれない。 「あぁ、これの事か?」 手渡されたのは確かにお嬢様から預かった手紙だったが、封を開けた跡があった。 「わ、悪い中見ちまった…」 …あれ?私って魔理沙さんと居ると不幸続きじゃない? 「魔理沙さん、すいませんが博麗神社まで送ってもらえますか?」 「構わないぜ。これを届けるのか?」 「はい。昨日頼まれた事なので急がないと」 「よし!じゃあ庭に向かうぜ」 私は魔理沙さんに手を引かれ庭へと出た。 「最初に言っておくが…変なとこに掴まるなよ?」 前回、胸に掴まってしまった事を言っているのだろう。 菷に乗った魔理沙さんの後ろにまたがると菷はフワリと浮かんだ。 「じゃあいくぜ!」 私達の乗った菷はスピードをあげながら魔理沙さんの家から離れていった。
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