仕事

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博麗神社に到着すると脇を出した巫女さんが掃除をしていた。向かう途中、湖が見えたという事は逆方向に歩いていたらしい。 「あら魔理沙、今日は何のようかしら?」 「よう、霊夢。今日用事があるのはこいつだぜ?」 「あ、お嬢様から霊夢さんに手紙をって…」 霊夢さんに手紙を渡す。 「あなた、その服…」 「私が本日限定で貸し出したぜ」 「へぇ…そう」 次の瞬間、霊夢さんは手紙を破り捨てた。 「霊夢!何してんだ!」 「あなた、クビね」 私は少しの間その意味が理解できなかった。 「ちょっと待て!なんでお前がそんな事決めてるんだ!?」 「昨日の夜、レミリアが来たわ。それがタイムリミットだったみたいね。その時に告げていったわ。封を開けてなかったら少しは説得の余地もあったかもしれないけどね」 「待てよ霊夢!手紙の封を開けたのは私だ!」 「関係無いわ。主から渡されたものを他人に奪われるなんて従者としてなってないわ」 霊夢さんの言っている通りだ。私は手紙を届ける事が出来ずにしかも、手紙の封を開けたんだ。仕方がない 「魔理沙さん、お世話になりました」 私は頭を下げると神社から飛び出していった。
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