幻想郷、紅魔館へ

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私は妖精さんに連れられて一つの部屋に案内された。案内が終わると妖精さんはどこかに去っていった。 「うわぁ…広いな~」 部屋を見た始めの感想はそれだった。 …前に私はもっと狭くて窮屈な場所にいた気がする。 自分の事が思い出せないのってこんなに不便なんだなぁ…。 手がかりになりそうなのはこのメイド服とルビーのネックレスだけ。 「はぁ…なんにもわかんないや」 そう簡単に思い出せたらこんなに苦労しないだろう。 それより仕事だ。住むからには仕事しろって言われたけどいったい何をすれば…。 選択肢はメイドか門番。美鈴さんがいるし門番が楽かなぁ。 よし。美鈴さんに相談してみよう! あ、でも眠いから明日にしよう…
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