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真二『く、口止めって………まさか……!!お前!その右目どうしたんだよ!?』
優樹『右目…?』
稲葉の右目は薄茶から青へと色が変わっていた。
稲葉『あぁ……お前らは知らないよなぁ……まぁいい、どうする?黙っとくか?それとも…………』
稲葉は鉄パイプを持ち上げ、上へ投げた。
稲葉『………こうなるか?』
稲葉は鉄パイプが自分の真ん前に来たとき、短刀を前に出した。
すると…
カラーン!カーン!
と、鉄パイプが<2つ>落ちる音がした。
真二『う……嘘だろ……そんなこと……』
優樹『真っ二つに………<切った>…?』
稲葉『俺の右目は特種らしい…切れるところが見えるんだ……なんでか分からないけどな………さて…そろそろ答えを聞こうか。』
真二は鉄パイプをとった。
真二『…………稲葉……鉄パイプ持て…』
稲葉『…?話が噛み合ってねぇぞ?それとも死ぬ決心がついたのか?』
真二『ちげぇよ!鉄パイプと体のみを使ってタイマン張ろうってことだ、お前が勝ったらなにも言わねぇ、約束する……ただし、俺が勝ったら……その右目を貰おうか?』
稲葉『……コッチのリスクがでかすぎるようにも思えるが……まぁいいだろう、容赦はしない…スグに楽にしてやるさ………』
稲葉は短刀をしまい、鉄パイプを持った。
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