―優しき黒雷、捕まる―

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「目覚めたか…」 あの糸使いの男と三人の男達が入ってきた。 今から拷問にかけられるだろう。 「……………」 憐は無言で目を閉じた。 「言わぬ…か… やってしまえ、ただし時間を掛けていたぶれよ? アジトの居場所をはかせろ。」 「分かりました、紅様!」 男達は返事をし、こちらに近づいてきた。 アジトの場所を聞いて殲滅でもさせる気なのだろう。
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