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「 下まで送りますね。」 涼香だけでいいのに… マキも一緒にエレベーターに乗り込んできた。 「 有り難うございました、じゃ明後日電話しますね、お休みなさい。」 二人は俺の乗ったタクシーが見えなくなるまで見送っってくれた。 「 ふーっ…疲れたな…」 早く布団に入りたい… 若い子と一緒にいると自分まで若くなったような錯覚に陥ってしまうが、一人になると一気に老けてしまう。 まるで浦島太郎だ… もう若くないんだよな…
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