バタフライ

広川さん私がまだ男を知らないって知ったらなんて顔するだろう。私の事､女としてみてる？それとも娘のよう？親子と言っても可笑しくない年廻りだ｡涼香は父親を知らない。親子の絆の深さがどんなものか､想像する事さえ出来ない。私は誰にも愛された事がない？… 空虚感に押し潰されそうになったとき､いつも一緒に眠ってくれた彼女もいまや消息知れず… …私…ひとりぼっちだね… …

/354ページ

最初のコメントを投稿しよう！

236人が本棚に入れています

本棚に追加

広告非表示！エブリスタEXはこちら>>