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「 馬鹿だなっ、人の好意は有り難く貰っておくもんだ。
君にそうしてあげる事が僕にとっても気持ちのいい事なんだよ。」
「 あぁ…じゃこうしよう。僕と一緒にクレジット会社を回って精算しよう。
その方が話が早い。わざわざ金額調べて振り込まなくても窓口で払えばいいだろ。」
「 じゃ一時間後に迎えにいくからさ。西小山の駅前で待ってて」
涼香は気持ちの整理がつかなかった。
マキの言った事がどうしても頭から離れない。
とりあえず逢ってから考えよう…
それからでも遅くない…
「 じゃ駅で待ってますね。 車停めておく所ないんでこれからすぐ向かって待ってますから。」
そう言って電話を切った。
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